2016年10月3日月曜日

ノーベル賞受賞週間に入って、、



ノーベル賞受賞週間になりました。

今年も日本人受賞するのかな、、

と思う一方、ノーベル賞を受賞してもあまり驚かなくなってきつつあるようにも思います。

今世紀に入ってから、日本人受賞者は12人、アメリカの55人に次ぐ2位だそうですが、

アメリカの受賞者の多さは際立っていると思います。


これはオリンピックの金メダルにも言えることで、あのメダルの数は、人口比で考えても驚異的だと思います。

アメリカのそういう才能のある人を延ばしていくシステムというのがキチッと確立しているのだと思います。


私はノーベル賞の受賞の時期になると、日本人が受賞する、しないで一喜一憂するよりも、

ノーベル賞を多く受賞している国々のシステムをこそ、

もっと学んで取り入れていく姿勢が必要なんじゃないかなぁ~と思います。

しかし、アメリカという国は、光が強い一方、闇の方もより一層深く、深刻であるように思います。


前にクローズアップ現代で、パラリンピックのことをやっていたのですが、

あれはもともと戦場に行って負傷した兵士に活躍の場を与える大会だったそうです。

今回の大会でもイラクやアフガンなどで負傷した元兵士が多数参加していたそうです。




中東にこれまで派遣された兵士は250万人で、そのうちの2割が帰国後ウツなどに悩まされ、

何百億かの医療費が投入され、毎日20人ほどが自殺しているそうです。

パラリンピックは、そんな負傷した兵士たちを勇気づけるものであるらしく、軍も積極的に推奨しており、

そういった人たちの中の何割かがまた戦場に復帰していくそうです。


しかし、一日20人の自殺数とか、、すさまじい数です。

こんなのは、アメリカの闇の一端なのでしょうが、光が強い分、闇も本当に深いと感じてしまいます。

アメリカに留学したことのある日本人研究者たちは、一様にアメリカの優遇された研究環境に、

向こうに留まりたいという誘惑に駆られるといいます。

しかし強烈な光は深い闇をつくってはじめてなされるとするなら、システムとしてどんなものなんだろう、、、

とも思ってしまいます。


さて、話は変わって、最近村上春樹を読むようになり、

今は小説は『1973年のピンボール』まで読みました。

これで『羊をめぐる冒険』も既に読んだので、鼠三部作が完結し、

その続編?らしい『ダンス、ダンス、ダンス』でも読もうかな、、と思ってます。

村上春樹氏も毎年ノーベル文学賞候補にあがっているらしく、

ここで取ってしまったら、おそらく図書館で借りれなくなるな~、、などと、

いらぬ心配をしていル、今日この頃です(笑)。


ノーベル賞受賞週間にはいり、そんなことをつらつらと考えている彦兵衛でありました。。。











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