2014年9月29日月曜日

御嶽山噴火!! ~浅間山登山~



御嶽山が噴火しましたね。

やっぱ、火山て危ないだな~、

と再認識しました。

ぶわーって噴煙が来たら逃げるなんてとてもできませんよね。


でも、生き残ったひとたちのコメントから、

そういう状況でどうすればいいのかがわかって

たいへん為になります。

手をお椀状にして頭を下げて空気を確保

リュックで頭を保護する

タオルや軍手で口をマスクする

などなど、知っているだけで咄嗟の行動に違いが出ると思い、

噴火関連のニュースを注視しています。


実は、八ヶ岳に登った時、

山小屋での食事時、

数十年前の御嶽山の噴火

の話をしている年配の登山者がいました。

そうかぁ~、活火山はいつ噴火するかわからないから、

噴火することを前提で登んなきゃいけないんだなぁ~

と頭の片隅で思っていました。

山小屋に泊まると、

様々な地域、様々なバックグラウンドをもった

老若男女の方々と話せるのが

本当にいいなぁ、と感じています。


実は御嶽山百名山の一つで、3000m以上あるため、

私も今年登ろうと思っていたんですよね、、、

南木曽町が大雨で土石流が発生し、

中央本線が寸断していたので今年はやめにしておいたのですが、、、

私もホント他人事ではなかったです。

あぶない、あぶない。。

活火山はいつ爆発するかわからないものですね。


そもそも御嶽なんて名前からして危ない感じがしますよね。

本来、山は聖地であって、行楽目的で登るものではないのかもしれません。

登るにしても敬意、畏敬の念をもって登りたいと思います。

今回亡くなった方のご冥福をお祈りしたいと思います。



実は、9月の中旬に、

私は活火山である浅間山に登っていました。。

その時のことを少し載せておきましょう。


まず、長野新幹線で佐久平に移動、


長野新幹線の最新型E7系に乗っちゃいました↓



揺れが少なくて、チョー快適でしたよ!


佐久平の

佐久ホテル


という創業が室町時代という

由緒ある古いホテルに前泊し、








翌日、バスで車坂峠へ向かいました↓





9:30、もうバスを降りた時点でこの景色です!


富士山も顔を頭をのぞかせていたました↓





登山口には、






火山に対する警告が書いてあります↓





で、こちらが浅間山




あっぱれ、日本晴れって感じの天気で、

緑と茶色のグラデーションが見事でした。



こちらが外輪山




車坂峠から外輪山の一つの黒斑山(くろふやま)に登り、




そこからずっとこの外輪山を歩いていきました。

外輪山を歩いていくごとに、

浅間山の景色が変わっていくんですよねー。





浮世絵みたいで、本当に美しい山でした!




ひたすら、外輪山を歩いていきます。


活火山だけあって、

どこか田舎の阿蘇山に似てるなぁー、と思いました。






外輪山をある程度まで行くと、Jバンドと呼ばれる道があり、

そこから下って、浅間山に登っていきます。







浅間山の中腹↓





(むこうに、浅間山とは反対側の

嬬恋村とかの景色が見渡せます)




さすが活火山というべきか、

この様なシェルターが幾か所か設置させていました。







登山途中にあったシェルター↓





最後の尾根筋を通って、、






浅間山山頂到着(2524m)!




ここは正確にいうと前掛山といい、

浅間山ではありませんが、

いまは規制されていて、




ここまでしか登れません。


噴火口の手前の山ではありますが、

地面が温かく、活火山であることを実感しました。。


私は地面の温かさを感じながらここで昼食をとり、

予定通り17時前に下山しました。


下山したところにあった立札に、





以下のようなことが書かれていました↓




1984年時の噴火は前兆なしで起こり、

火口から2-3kmの所に数トンの岩がふった

とのこと。。。


噴火のパワーってすごいですね、、。

一度噴火したら、どうしようもない、

というかんじです。。


さて、帰りは、この鳥居のすぐ近くにある

天狗温泉 浅間山荘

(あの浅間山荘事件とは別物)

に一泊してから下山しました。





↓天狗がちゃんと飾ってある!





館内にも、、↓




ここの温泉、

鉄分を含んでいてチョー気持ち良かったです↓




10時間歩いたにも関わらず、筋肉痛なし!)




おまけ

下山途中にあったオブジェのような岩↓

(ちょっと面白かったので撮ってみました)



機会があったら、詳細をまた載せたいと思います。



さて最後に、

劔山に登った時に知り合いになった沖縄の方から、

先日写真が送られてきたので載せておきましょう!




立山




弥陀ヶ原




称名滝


いずれもカレンダー級の美しさで、

おもわず、すげぇ~~

と口走っていました。。


この写真を送って下さったN氏は、

一眼レフの物凄いカメラをお持ちでしたが、

この様な美しい写真をとるには、

機材 + 腕

といいますか、自然と共鳴できる美しい心

必要なんじゃないかな~

などと思いました。

スゴイっすね。感激です。

写真、有難うございましたー!


彦兵衛、10月もまた山登ってきます。

敬意と覚悟をもって!


おしまい








2014年9月12日金曜日

一色千枝子さんの絵本原画展!(&龍口明神社参拝)



最近、感動する事、楽しいイベントなどがイッパイ、イッパイありすぎで、

頭がジンジン、パンクしてしまいそうで、、

(ってそんなことはありませんが)

少しペースをゆるめた方がいいかなぁ~、

と思っているこの頃です。


入力(体験)ばかり多く、出力(ブログ)がまったく追い付かず、

またどれを先に書こうか、と迷っています。。。


とりあえず、近況をご報告させて頂きましょう。


9月に入ってから、まずに行きました!(当然でしょ!?(笑))

今回は、職場の同僚たちと霧ケ峰に登りました。

まず私のみ、前日に上諏訪に移動し、


民宿 すわ湖

という所で前泊しました。値段がリーズナブルで雰囲気もよくてよかったです。

何年か前に、諏訪大社を巡っていたので、上諏訪駅はなんとなく覚えていました。


彦兵衛のブログ:2009年4月



で、翌日上諏訪駅で合流して、みんなで霧ケ峰登山!








霧ケ峰という名だけあって、始終がかかっていました、、





山頂にある気象観測レーダー




山頂(車山1925m)





向こうに見えるのは白樺湖




一応百名山ですが、

高原をハイキングしている感じでした。


その日の内に私のみ

夏沢鉱泉

という所に移動し、

翌日は私一人だけで、

八ヶ岳に登ってきました!





朝6時、夏沢峠より臨む雲海↑




↓八ヶ岳最高峰赤岳







↑頂上から富士山が見えたぞぉー!





赤岳頂上(2899m)






中岳へ↓



阿弥陀岳山頂(1805m)




阿弥陀岳山頂にて昼飯を食らう彦兵衛(笑)↓





下山路↓




夏沢鉱泉朝5時前に出発、美濃戸口発14:55のバスに無事乗り、

10時間歩いての(というか走ったところもあり-ので、、)

ちょっとハードな日帰り登山でした。。。

この登山でも得ることがたくさんあり、機会があったらまた詳しく書こうと思います。



その次の日は、前にも書いた「進化するだまし絵展」を友人と渋谷に見に行きました。




で、夕飯には前から行ってみたいと思っていた


俺のフレンチ」(恵比寿店)

でフレンチを堪能してきました。


彦兵衛のブログ:




で、その次の日は、鎌倉最古と言われる


龍口明神社


を初参拝し、

是非行きたいと思っていた一色千枝子さんという方の絵本の展覧会に行ってきました。


たぶのきホームページ

(HP上には展覧会情報は載ってません、、)


他、メチャクチャ感銘を受けた本や








(この本は、ここ何年か読んできた中でもっとも感銘を受け、かつ為になった本です。必ず取り上げます!)


番組など、紹介したいことがてんこ盛りにあるのですが、

体は一つしかなく、優先順位の高いものから順次紹介していきましょう。


まずは開催期間もあるので、絵本展について書きたいと思います。


つい先日、一色千枝子さんという方の絵本の原画展に行って参りました。

これを知ったのは、妹からの写真付きのメールでした。





妹が小学校から高校まで一緒だった一色さんという方が絵本を出版され、

その絵本の原画展が鎌倉で開かれているとのことでした。

原画展の紹介とともに、絵本の表紙の絵やあとがきなどの写真が添付されていました。









絵本の表紙の絵は、

とても繊細なタッチで描かれていると共に、

そこからなんともいえない優しさが滲み出ているのを感じました。


またあとがきを読むと、高校になってから、

神経症と精神病のボーダーラインで苦しまれたとのことで、

そういう方が、こうして本まで出版するまで自分を表現できるようになったということに感激し、

とても惹かれるものがあったので、まずは絵本を購入しました。


アマゾン:(声が聞こえる


あとがき↓








届いた絵本を見ていくと、

動物や植物に対する限りないやさしさを感じると共に、

単なる風景でも、とてもクリアーでありながら、

リアルさというか、物凄い迫力をもってせまってくるものがあるんですね。


私は、結構絵を観るのですが、

絵の一枚、一枚にこれほど魂がこもっているというか、

魂を削りながら描いているというか、

ここまで一枚の絵に、その人の想いが込められているものはあまり見たことがない、スゴイ!

と感じ入ってしまいました。。

これはなんとしても見に行って、実際にその人にも会ってみねば!!

と思ってしまったのです。


で、原画展が開催してすぐの休日の午後に、

職場でやはりこの絵に共鳴した二人を連れて、訪れたのです。


でも、その前に、開催場所が片瀬江ノ島の近くなので、

前から行きたいと思っていた、


鎌倉最古の神社 龍口明神社

に行ってみることにしました。(こちらは一人で!)


大船からモノレールに乗って、西鎌倉で下車、

歩いて5分くらいのところにありました。





住宅街の中にあるにしては、ナカナカ立派な神社です。


鳥居をくぐると、明治神宮のように、

通路が直角に曲がっていました↓






進んですぐの右手に、ご神木のタブの木がありました。




とても貫録があるとともに、

初々しい生命力を感じました。


境内の鳥居をくぐり↓





こちらが本殿







全体として、とてもさっぱりとした清々しい神社でした。

こちらは、江の島神社と対で訪れるといいらしいです、、。



さて、また西鎌倉からモノレールに乗って、

いざ、江の島へ。。


といっても、すぐに絵を観に行ったのではなく、

一緒に見に行く人たちと、12時に小田急片瀬江ノ島で待ち合わせして、

昼食をどこかで食べることにしていました。

作家さんも午後からしか来られないとのことなので、、。


食べる場所の選定は、いつものことながら私の役で(笑)、

今回は、プランCまで考えていました。


プランAは、食べログで評価3.6、レヴュー数200件近くの

江ノ島小屋 しらすと相模湾の地魚が美味い食事処


でした。

せっかく海の近くに来たのだから、

地元の海の食材を使った海鮮料理がイイかな、、

と思いここに決めました。


藤沢にずっと住んでいたのに、食べたことないし、、。

ですが、案の定というか、かなりの行列ができていました。。。


う~ん、それなら、プランBを見るだけ見てみようか、

と行ってみました。(すぐ近く)


GARB 江ノ島 (ガーブ) - 片瀬江ノ島/洋食 [食べログ]

藤沢市・江ノ島で手ブラでBBQ!|レストラン ガーブ江ノ島



こちらも、行列か、、

と思いきや、全然空いていて、

感じもよさそうなので、こちらに即決めしました。


こちらも食べログ評価3.5くらいですが、レヴュー数は50程です。

実際どーなんだろ、、と思い、

イタリアンだったので、

3人で、ピザとパスタを1皿ずつとり、シェアしました。

他に、サラダとスープも付きました。

(写真なし、、)

ピザは私の好きなフカフカの厚めの生地でとても美味しく、

またパスタも絶妙な味付けで、

これまた意外なほど美味しかったです。

江の島もすぐ向こうに見えて、シチュエーション的にも最高で、

とても美味しく、楽しく頂きました。

他の二人も、食事に関するプロなのですが、

美味しいね~、また来たいね~

と褒めていました!

(帰る際には、やはり行列ができていました、、)


定期的にグルメツアーを主催している彦兵衛の

面目躍如というところでしょうか(笑)。


さて、腹ごしらえをして、さっそく原画展に行ってみました。

片瀬江ノ島から歩いて15分ほどです。

住宅街の中の一軒家で、

よく注意していないと、見落としてしまうような感じの所です。


中に入ると、数人の先客がおり、絵を観たり、

話をしたり、食事をしている人たちもいました。


私は、入ってすぐ、

あ、あのが一色さんだ!

と思ったのですが、

彼女は話し中だったので、話しかけるのは後にしました。

しかし、向こうも話ながら、こっちに目をやったとき、

ハッとした感じがしました。

ん?なんでだ?

ま、いいや、と思って、

絵本のページ順に並べられた原画を一つずつ見ていきました。


やはり原画は絵本よりさらに迫力があります

近づいてみると、とても緻密に描きこまれていて、

作者の想いがビシビシ伝わってきました。。。


一通り全部見て、

一色さんもお一人のようだったので話しかけようとすると、

向こうの方から、

「・・ちゃん(妹の名前)のお兄さんですよね!」

と言われました。

えっ、なんで知ってるんですか?

私は、「実は妹の兄なんですぅー」

といって、向こうをちょっとびっくりさせようと思っていたのですが、

逆にカウンターパンチをくらったような感じでした(笑)。


聞くと、昔、藤沢のウチの前を通られたときに、

私を見かけて、妹の兄だと思われたとのこと。。

えー、一回見ただけで覚えているなんて、スゴイですね、、、

と、もうびっくりしてしまいました。


私も彼女の顔はなんとなく見覚えがありました。

小学校から高校まで、ずっと下の学年にいらっしゃったようなので、

どこかでお見かけしていたのでしょう。


私は、彼女とともに、最初の絵から、ひとつひとつ見ていき、

色んな質問をしました。


やはり、動物がとても好きなようで、

あとは、植物は雑草をよく描かれるのだとか。


一色さんは、好きな事を話す時、

本当に目がキラキラ星のように輝いていて

こんなキレイな目をした方がいるんだぁ~、、

ととても感激してしまいました。

と同時に、あまりに繊細であるため、

俗世界で生きていくのは、さぞかしたへんだろうなぁ~

と思いました。


展示会にはお母様も来ていらして、

「・・ちゃんのお兄さんです」

と紹介して頂きました。

すると、お母さんの口から、

「小学校の頃、グラウンドで、花の終わった桜に一所懸命、花を描いてらっしゃったでしょー、

こんな子もいるんだぁーって思ってたのよー

とのこと。

(こんな子ってどんな子だーー!?(笑))

とにかく、こういわれて、

どひぇーーっ

とまたまたビックリしてしまいました。


確かに小学校5年の春、

私は校庭で校舎の前の桜を描いてたのです。

しかも、実はそれが初めてまともに描いた絵とでも言いましょうか、

実は私はそれまで本当に絵をまともに描けなかったのです。。。


その桜の絵も、最初は画用紙に、

ここに桜があるでしょ、あるでしょ、、、

と、画用紙の真ん中に丸を書いていたら、

ぐるぐるの丸だけになってしまい(笑)、

先生に、

なんだこれ、もう一回描きなおせ!

と画用紙を放り投げて渡されたのを今でもありありと思い出すのです。


いま思い起こすとよく分かるのですが、あの時は、

樹なんか描けるか!!

というのが私の偽らざる思いでした。

それは、樹が嫌いというのではなく、

葉っぱが無数についていて、その葉には無数の葉脈が通っており、

樹皮は、物凄い複雑な模様をなしているのに、

こんなん、どうやって描くんじゃい!

と思っていたのです。

ふざけんな!

と(笑)。

私の小学校の5、6年の先生は少し変わった人で、

絵なら、絵だけを2週間ぐらい、

1時間目から5時間目までぶっ続けでやるような人でした。

で、その先生から、こんな風に描けば木みたいに見えるだろ、

と描き方を習って、初めて絵らしい絵を描くことができるようになったのです。

あー、そーなんだ、

適当にぷいぷいっと線を引いて、幹や枝らしくみえて、

緑をポンポンと叩いて葉っぱらしくみえればいいんだ、

あ、絵ってこう描くんだ!

と私は初めて学んだのです(笑)!

なんだ、樹皮の細かいのとか、葉脈とか、葉っぱの一枚一枚なんて書く必要もなく、

適当に省略して、デフォルメして描けば絵になるんだー、

と初めて知ったのですよ!


で私は、皆のペースからはかなり遅れながらも、

校舎とその前にある桜の樹を描ききり、

当の昔に花は散っていたのですが、

ピンクをポンポンたたけば桜ジャン!(笑)

と、校庭の桜の散った樹の前にひとり椅子を置いて、

ピンクをバンバン叩き込んで、満開の桜の絵を描いていたのです。(笑)


たまに後ろを通る生徒などが、

桜散ってんのにねぇー

とかいって、私の絵をチラ見しては通り過ぎて行ったのを今でも覚えてます。

うるせぇー、桜咲いてたんじゃーーい!

と私は恥ずかしさ半分で描いていたのですが、

その通り過ぎて行った人たちの一人に、

なんと一色さんのお母様がいらっしゃったようなのです。

もう、それを聞いたときは、超恥ずかしくて、

ウワーーーっ

て感じでありました。。。




一通り、話をしたあと、妹の家族の写真や、

妹の子供の一人(甥)が

よく描いてる絵などを見せました。


↓甥が幼稚園の時に描いて送ってくれた絵


電車の色使いや線路のたわみ具合がなんともよく、




今でも部屋に飾らせて頂いてまーす!


日本橋でやっていたジミー大西展を一緒に観に行ったあと、

↓刺激を受けて描いた絵




色使いが凄すぎる!

彦兵衛は、こんな感じの絵が大好きです。

こんな絵をもっと描いてほしいぞっ!

一色さんは、眉毛がかわいい、、と(笑)


↓小1の時の絵、キーパー


(サッカーが好きらしいです)


↓最近描いたというオオカミの絵







色付けするのかなー?


で、最近(小2)地元の消防の絵のコンクールで

優秀をとったとのこと、、






一色さん親子は、これらの写真を見て、

小学校入るか、入らないかでこんな絵を描いてるの!

すごいねぇ~、

才能あるねぇ~

展覧会はいつ~(笑)

なんてこと、言われてました。。

私もこの甥に対しては、

親しみを込めて画伯と呼ばせて頂いており(笑)、

将来どういうふうになるのかひそかに楽しみにしているのであります。


さて展覧会の話しに戻りまして、

会場には、絵本の絵とは別に

一色さんが描かれた絵の絵葉書が販売されていました。


私は気に入ったもを6種類×2の12枚購入させて頂きました。

(よかったら拡大して見て下さいね!)































どの絵にも物語が生まれてきそうなエネルギーがつまっていて、

見ていてワクワクする感じがしました。


また、人と動物が同じ大きさだったり、

動物が人の格好をしていたりと、

ちょっとシャーマンの描く絵にも似ているなぁー

と思いました。


そもそも本のタイトルの

声が聞こえる

というのも、動物や植物、物から声が聞こえる

ということで、これはかなりシャーマン的ですよね。


絵葉書になった絵をみて、

ここからどんな物語が生まれてくるんだろう?


私は、別れ際に、

また、絵本を出したら教えてくださいね、

有難うございましたー

といって、失礼しました。


一緒に行った女性ふたりもそれぞれ感銘を受けたようで、

帰りがけに色々と話を咲かせました。。。


帰りは、龍口寺をぶらついた後、

小田急で藤沢駅に出ました。


久しぶりの小田急線がとても懐かしく、

またどこか小さく感じました。


藤沢について、どこかでお茶をしようということになり、

さいか屋の下の喫茶店に入りました。

ココが、コーヒーもケーキもともにとても美味しく、

雰囲気もよくて、びっくりでした。

あ、そういえばココ、昔、今は亡きおばあちゃんと来たことがあったや、、

と食べながら思い出しました。



そう、まだ藤沢の北口にオデオン座があった時に、

おばあちゃんを誘って映画を見た後、

ここで食べたことを思い出しました。


ウチの家庭は外食はしない主義だったので、

お客さんや友人などが来たときに、

美味しい店を紹介する

などという芸当がまったく出来なくて、

私はとても歯がゆい思いをしていました。


その反動なのか、今は、地元はもちろんのこと、

美味しい店を貪欲に訪ね

友達などがくると、私の開拓した美味しい店で会食したり、

定期的にエスニックグルメツアーなるものを組んで、

異業種大歓迎の気の合う人たちで会食しながら、

近況やその時のテーマ(スピリチュアルとか)について話をする

のが私の今の趣味のひとつになってしまいました。(笑)

いいんだか、悪いんだか、、。


今回の展覧会の訪問は、

色んな意味で、

自分の過去、自分の原点

に戻るような訪問だったように思いました。


とても刺激的で楽しい、充実した一日となりました。

一緒に行った人たちも、本当にサイコーに楽しい人たちだったし。。。


この日、一日を終えて、

私の心に浮かんだ言葉は、


みんな大好き、ありがとーーー!!


でした。


本当楽しい、一日でありました。


おしまい