2013年8月7日水曜日

アゲハのとまる木



家の玄関を出たところの木に、





よくクロアゲハ来ているので、

何をしているかと見てみると、どうもを産んでいるようなんですね。
 
 
葉っぱを見てみると、アゲハの幼虫がいました↓
 



  
 
 
 
 か~わいい~
 
 

アゲハの幼虫が食べる葉っぱって、ミカンの木か、山椒しかないと思っていたのですが、

こんな見たこともない木の葉も食べるんだぁ~、とちょっと意外でした。



ミカンも山椒も、その葉っぱには独特の香りがあるから、

もしかしたらこの葉っぱにも香りがあるのかな、、

と思い、葉っぱを軽くこすってみると、やはり独特の芳香が漂いました。

あ、やっぱ、そうなんだ、、


アゲハの幼虫は、敵を威嚇するときに出す角の芳香成分を作るために、


 


その成分の入ってる葉っぱを食べる必要があるんじゃないか、、

と思ったのです。


で、この植物はなんて名前なんだろうか、、、




と思い、ネットで「アゲハ 植物 卵」 などで検索してみると、以下のサイトがありました。


アゲハチョウの食草
http://homepage2.nifty.com/ashidachi/sub8agehatyouka.html


クロアゲハの食草のところに、カラスザンショウなるものがあり、

それをグーグルの画像検索にかけてみると、ビンゴ!



カラスザンショウ(google画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=vV_4UaTLD4mdiQKQ1ICICg&ved=0CC0QsAQ&biw=1570&bih=920


カラスザンショウ(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6

 




ミカン科サンショウ属だって。

どうりで葉っぱから似た匂いがするわけですね。。


ウィキペディアを見てみると、

これは若芽を天ぷらにしたり、葉っぱは漢方薬としても用いられたりするそうで、

はちみつを取ると独特の芳香の蜜がとれるそうです。食べてみたいなぁ~。



先のアゲハチョウの食草で参考にしたHPを見てみると、

クロアゲハとは別にカラスアゲハというのがいるようですね↓






メッチャきれい!


先日、テレビで、

奇跡の地球物語
生命の色 38億年~カワセミの青 フラミンゴの赤~

http://www.tv-asahi.co.jp/miracle-earth/backnumber/20130728/index.html


というのを見たのですが、生物が青を出すのって難しいらしいんですね。

で、このような蝶はどうやって青い色彩を出しているかというと、

構造色といって、太陽光の青以外の色を吸収させることで、青が反射して見えるようになっているらしいのです。

それが電子顕微鏡でみて初めて分かるのですが、青の波長だけ反射するように、

小さな構造で凸凹にしているんです。


よー、こんなもの自然は作り出すなぁ~、と感心してしまいました。



身近にあった、ちょっとした発見でした。


おしまい







参考:

アゲハチョウの食草
http://homepage2.nifty.com/ashidachi/sub8agehatyouka.html

カラスザンショウ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6




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