2012年11月16日金曜日

やるな~平和堂、素晴らしい!


私は、関口宏さんのやってる日曜のサンデーモーニングは録画して欠かさず見ているのですが、

この前の放送の中の

風をよむ

の中で紹介されていたエピソードは素晴らしかったので紹介しておきましょう。


それは、中国に進出した平和堂が、

反日の抗議デモで荒らされた後、営業を再開したというニュースでした。






 
 
その時に、建物の外に下のような垂れ幕を掲げたのだそうです。
 
 

 
 
 
営業再開を感謝します。
 
閉店期間中はお客様にご不便をおかけしています。
 
 
 
反日のデモの中、平和堂は、、、
 
 
 



 
 
暴徒化した群集がなだれ込み、
 

 
 
商品を焼かれたりしたそうです。。。
 

 
 
 
 
被害額は5億円にのぼったそうです。。
 


 
 
 
それでも撤退することなく
 
 
 
 
営業再開にこぎつけた、ということでした。

 
 
この平和堂の掲げた垂れ幕に対して、
 
中国で一斉に反応が起こったのだそうです。。。
 


 
 
 
外套の人たちのインタビュー↓
 
 
 
 


 


私はこの放送をみて心底、

やるな~、やってくれたな平和堂ぉ~、すごいぞぉ~、かっこいいぞぉ~!

と思いました。

これこそ真の日本人の心意気だろ!と思いました。

大和魂というと、蛮勇でもって向う見ずにつっこんでいくというイメージですが、こういう行いこそ、

真の大和魂、大いなる調和の心だろ~、と思い、胸が熱くなりました。


そしてこれはキリスト精神の体現であるとも感じました。


キリストのことば。。。


わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい、、

敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。

(マタイ 5-39、44)


わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい 
 
悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい 

あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。 

求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。  

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい


あなたがたは敵を愛しなさい人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。 

あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。


(ルカ6-27~31、35)


自分に嫌な事をする人たちに対して、ふつう人は悪口をいったり、仕返しをしてやりたいと思うものでしょう。

でも、ここが大きな分かれ道なのです。

嫌な事をして来る人に対して、祝福の念を送れるかどうかということです。

これは結局自分を汚さないこと、そして自分を高めることにつながってくるのです。


口に入るものは人を汚さず、口から出て来るものが人を汚すのである。

(マタイ15-11)


向こうの世界は、類は友を呼ぶというまことにシンプルな世界のようです。

つまり神様に近い心でいれば、神様に近い所にいる、いけるということであり、

それは何も死んでからのことに限らず、生きているうちも、そのような存在から援助をうけられる、ということのようです。

こういう心がけをもって生活していると、日常生活のすべてが修行の材料であることがわかるのです。


私は、嫌なこと、嫌なひとにも感謝の気持ちを向ける習慣を続けるようになってから、あることに気付いたのです。

あれ、これって無敵ってことじゃないのか、、、と。

つまり、すべての嫌なものに対して感謝をしていると、敵がいなくなるのです。

もちろん、嫌な事をしてきたりする人がいなくなる訳ではないのです。

ですが、自分にとっての障害物と思っていたもの、対立するものとして捉えていたものが、

実は高みにいたる為に用意されているステップだと気づいたのです。

(人を踏み台にするというイメージは良くないかな、、、(笑))

でも実際そうなんですね。この発想の転換はすごいことです。

キリストは実に素晴らしい言葉を残して下さっていると思います。



さて、番組では引き続いてある方が紹介されていました。

 
 
この方、ルース・ジャーマン・白石さんは日本に25年間滞在している方なのだそうですが、

 
 
という本を書いた方だそうです。
 
 
この方がおっしゃるには、、、
 

 
 
 

 

 




とこのように語っていました。


ちょっと面白そうなので、この方の本読んでみようと思ってます。





ルース・ジャーマン・白石
あさ出版 (2012/5/17)



一日、一日を大切に、

そしてまわりのものすべてに感謝をもって過ごしていきたいと思うのであります。



おしまい





参考:

サンデーモーニング
http://www.tbs.co.jp/sunday/index-j.html

平和堂(公式HP)
http://www.heiwado.jp/index.htm

アマゾン:
ルース・ジャーマン・白石
日本人が世界に誇れる33のこと
あさ出版 (2012/5/17)



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