2012年7月29日日曜日

投射



すべてはなんだろうな、

というのが私の結論なんですが、最近この波に関して投射という性質を少し考えています。


まずはじめにに関してですが、私たちはあらゆる現象に関して、

それぞれ“個”なるものとしてそれに名前を与え、思考します。


しかしそもそもこの“個”という考え方、まわりのものから切り離された個という捉え方自体が

一種の思いこみなのではないか、と思うのです。



つまりかつて大日経にある炎火輪のたとえを書きましたが、

紐の先に火をつけてくるくるまわすと、それは実体のある赤い輪のように見えます。


しかし実は単に炎がまわっているだけで、その炎自体もゆらゆら揺れる光(熱の放射)です。


私たちが個物としてとらえているものは、大なり小なり実はこのようなエネルギーの揺れによって、

借りに形をなしている、と捉えた方が物事の本質ではないかと思うのです。


あらゆるものは、振動しており、回転しており、大きい揺れのなかに小さな揺れがありとフラクタル構造をなしていて、すべては揺れ動き、変化しています。
 

静止して、個物のように見えるものも「動的な平衡状態」を保っている、と考えた方が実態に合っているように思います。
 

これを仏典では、色即是空、すなわち、色(形あるもの、秩序)は空(実態のないもの、カオス)に他ならないと言っているように思います。



さて、表題に戻って、最近少し気になっているのが、投射ということです。

エネルギーの代表たる光をあげてみるなら、光が発せられて、対象にあたると、そこに反射が起こり、私達はその光を感知します。


私たちが物を見ているというのは、私たちの頭の中に既に形があり、それを再認識しているわけですが、

これはすなわち物あるいは人を見る時に、常に頭の中にある既成概念、


これはこういうもので、この人はこういうひとである(あるはず)、

という思いが存在しているということです。

 こうして既に頭の中に構造があることで、現象に接した時に、その場その場であらたに考える必要がなくなるのですが、

この思いこみ自体が物事をゆがめている可能性もあるのです。

というより、ものをあるがままに見るなんていうことは不可能なのです。
 

従って、物や人と接する時には、常に自分はある種の色眼鏡でみていることをしっておくべきかなと思うのです。

 例えば、ある人はこういう人だろう、特に身近な人、親しくしている人、憧れている人、などは、この人はこういう人であろう、こういう人であってほしい、

という希望、願望を持っているわけですが、付き合っていくうちに、自分の思いと実体とのずれが生じることによって、

自分が勝手に相手の像をこしらえていたんだ、ということに気づくということがあるのです。

それはひとえに、私たちは投射して物を見ているということのあらわれだと思います。



そしてまた同時に、投射、すなわち心の構え自体が現象界に大きな違いをもたらすことも知っておくべきだと思うのです。

例えば、かつて西欧の人達にとってアフリカの黒人は、言葉を話す動物という捉え方をしていたが故に、

良心に呵責を感じることなく、奴隷貿易などが出来ました。


また歴史の新しい所では、ナチスはユダヤ人は豚であるというイメージのすり替えによって平気で虐殺をおこなえました。


これは何も特別なことではなく、たとえば教育の場面においても、

この子は出来る子なんだ、という心の構えで接するのと、

この子はどうしようもないダメな子だ、という思いで接するのでは、その子の将来に雲泥の差を生じることでしょう。


かつて河合隼雄さんは、数学科に学んでいたわけですが、数学は才能がほぼすべての世界なので、

数学科の教授陣は、入ってくる学生に対して、どうせ入ってくる人達で才能があるのはほんの一握りで、あとはダメだろうという思いで接していたため、

学生も一部の才能ある人達以外はあまり伸びなかったそうです。
 

一方、兄の河合雅雄さんの方(いわゆるゴリラのお兄さん(笑))は、

理学部で生物を学んでいたわけですが、ここでは入ってくる学生は皆優秀だから大切に育てていかなければならないという思いがあったらしく、

学生はそれぞれ個性を伸ばしてぐんぐん成長していったそうです。


少し余談になりますが、最近久しぶりに河合隼雄さんの本を読みました。




この中の秋山仁さんとの対談の中に、ウィリアム・ブレイクの詩の一節として、


水槽は水をたたえ、泉は湧き出す


ということばが紹介されていました。

水槽の水というのは、置いておけばそのうち蒸発してなくなってしまいますが、

一方、泉というのは絶えずこんこんと水が湧き出し、絶えることがありません。

また水槽の水は放っておくと腐りますが、流れのある水は常に清冽です。

中国の古典にある、

流水(るすい)は腐らず、枢(とぼそ)は 朽ちず

(流れる水は腐ることがなく、扉の蝶つがいの所は常に動いているので錆びることがない)

ということばを私は思いだしました。

先の詩の一節、単に知識を詰め込むだけの教育ではなく、泉の如く知恵が湧きだし、やる気に満ちた子供に育てなければならない
ということの例としてとりあげられた言葉ですが、

ただ知識を詰め込むだけで、勉強がむしろきらいになってしまうような勉強法ではなく、
 
自らのなかに泉を掘り当てる、すなわち、自発的に学ぶことの楽しさを教える方が、将来にとって何倍も大事なことです。
 

これも教える側の心の構え、と関係しているように感じました。


このように心の構えという、目に見えないほんのちょっとの心の作用だけで、現実世界が大きく変わってしまいます
 
したがって、私たちは物事を見る時に、こちらの思いを投射してみている、ということを常に念頭に置いておく必要があるということです。

同時に、外界の事物によって逆に自らの心をしる手掛かりにもなるという事でもあります。

ある人に対して、好悪の気持ちを抱いたり、何かのドラマや小説などに強く惹かれたりするとき、

そこに自らの心の反映、共鳴が関係しているので、それを手がかりに自分を知ることが出来るのです。

これは神様が人間という自分の分身を生んだこと、そしてそれを手がかりに自分自身(自神)を知ろうとしたこと(?)と関係してくるのかもしれません。


私は最近ちょっとマンガにはまった(ハマっている)のですが、これも自分の心の投影と関係していることがよく分かります。

また心の構えに関して、あらゆるものに対し、常にポジティヴな思いを抱くということも大切なのだろうと思います。

これの最終形態は、おそらくキリストブッダの世界観でしょう。
 

すべての人は神の子であり、すべては神の清浄なる光のあらわれ

 
としてかれらの目には映っていたのではないかと思うのです。

同じ日常を過ごすにしても、どうせならこのような心境(神境?)で毎日を過ごしていきたいな、と思うのであります。
 

また同じ毎日の生活を送るにしても、
 

今日というこの一日は二度と戻ってこない、
 
今日という貴重な一日をどうも有り難うございます、
 

という感謝の気持ちで一日を過ごしたいな、と思うのです。


投射、心の構えに関して、最近彦兵衛が考えたことでありました。


おしまい


参考:

河合隼雄著   いのちの対話







2012年7月20日金曜日

トルコがちょっとマイブーム!



少し前の話しになるのですが、西荻窪の駅周辺をふらついていた所、


ある店の前でものすごく目を引く絵皿があり、立ち止まって見入ってしまいました。


それがコチラです↓






な、なんだこのカラフルさは!?


どこかジミー大西にも通じるし、またチベットのマンダラやメキシコの柄にも見えます。


お店を見ると、どうやらトルコの雑貨を扱っている店のようでした。


中には他にも色々と絵皿やトルコグッズがありましたが、やはり私の目を引いたのはカラフルな絵皿でありました。


どうやらこの絵皿は、トルコのニメット工房というところで手作りされているもののようでした。




ネットで調べると、他にも鍋式のようなものも売っているのですが、これまたすごくキレイなのです↓





私は上記の2点を勢いで買ってしまいました。。。


イスラムは偶像崇拝を禁じているので、イスラム寺院の中には仏像や神様のようなものは置いていないのですが、

その代わりに緻密な幾何学模様が描かれており、おそらくそれらによって神的なものを表現しているのだと思います。


それにしても、この柄の鮮やかさ、配色、調和のとれた構図は、かなりキテルナ、、と感じました。

これを作っている人、そしてこれを生み出したトルコ文化に大いに興味を惹かれたのであります。



そんな経緯のなか、

私はたまに気の合う同僚とエスニック料理を食べにいくのですが、

今回は是非トルコ料理に!!という私のたっての願いでトルコ料理を食べに行くことになりました。

この企画は通称、エスニック・グルメツアーと呼ばれ、今回は第4回になります。

ちなみに、第1回はアラビア料理、第2回はメキシコ料理、第3回は韓国料理でありました。

この企画は、食を通じて、異文化に接し、

日々単調になりがちな日常生活に新たな視点をもたらすという高尚な意図をもった自己啓発プログラムであり、

従ってお店も日本人が経営しているのではなく、ちゃんとその国の人が作っている店をチョイスするのであります。

とかなんとかいいつつ、ただ食べるのが好きな人が集って、

異国な料理、異国なお酒に舌鼓をうちつつ、馬鹿話に華を咲かせるだけなのですが、、、(笑)。


で今回行った店はコチラ↓


アリババ【食べログ】
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14003582/

オフィシャルHP
http://www.newalibaba.com/


関内にあるトルコ人が経営するアリババというお店です。

私は行く前に、とりあえず、

こんにちは、私の名前は~です、ありがとう、

などなどのトルコ語をネットで勉強してから行きました。

どうせいくなら、ちょっとぐらい話せた方が楽しいですからね!

お店は私の名前で予約していたので、店に入ってさっそくトルコ語で自分の名前は~です、といって予約してある旨を伝えると、

ちゃんと伝わって、向こうもトルコ語で答えてくれました!

で料理ですが、まず出てきたのが前菜!




これは豆を潰したものだとか、何種類かあって、パンにつけて食べるのですが、この味付けが如何にもエスニックという感じでとても美味しかったです。

他にも色々注文し、、、
















トルコのほうれん草ピザ↑  メチャウマでした!




最後はデザートで締めです。


電話で予約を入れたときに、5人なんですが何かサービスありませんか?

と尋ねると、

ありますよ、ありますよ、おかねがすべてじゃないよ~、

と少しヘンな日本語でいっていて、内容ともども少し笑ってしまったのですが、

行ってみると確かにその言葉の通り、一人一杯のグラスワインや最後に出てきた紅茶などサービスして貰えました。


このトルコ人の店主、とてもソフトで話し好き、サービス好きで、

トルコのことや日本の生活のことなど色々聞けて、とても楽しかったです。

また行ってみたいなぁ~と思わせるお店でありました。


所で話しの中で、トルコ語ってどこの語族に属するものなんですか?と尋ねてみると、

トルコ語は特別だからどこにも属してないような話しをしていました。

ホントかな~??

私は地理的にアラビア語か、あるいはインドヨーロッパ語族に近いんじゃないか、と思っていたのですが、

帰って昔の世界史の資料集を引っ張り出して調べてみると、

確かにアルタイ語族の中に、トルコ語派となっており、

その中に、モンゴル語派、ツングース語派、となっており、

なんとそのアルタイ語族の中に、朝鮮語・日本語が含まれていました。

不思議ですね。

トルコ語は、ヨーロッパの諸言語やアラビア語よりも、日本語に近いそうです。面白いですね。



さて、次回第5弾となるエスニック・グルメツアーですが、

次はギリシア料理にしようか~なんて話しになってます。

(別にギリシア危機があったからではありませんが)

さていつになることやら、、、。



ついでにエスニックがらみで、

最近よくみる番組に

世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/sekaiittemitara/index.html

というのがあるのですが、素人感覚というか、旅人目線でつくってあり、かなり面白いです。

旅番組が好きな方は是非!




参考:

トルコ料理:

アリババ【食べログ】
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14003582/

オフィシャルHP
http://www.newalibaba.com/



トルコ雑貨の店↓


トルコ雑貨(西荻窪)
http://www.turkishsofa.com/index.html

キリム
http://www.kilimanatolia.com/

カマル
http://www.qamar.jp/


世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/sekaiittemitara/index.html


2012年7月14日土曜日

医者の“超”養生、紺屋の“黒”袴!?



こんな本があるのですが、ご存知ですか(笑)↓





私はNHKで毎週水曜日にやってる探検バクモンという番組を録画して見てるのですが、前回は、


アンチエイジングはどこまで可能か?」PART1
http://www.nhk.or.jp/bakumon/prevtime/20120711.html


というテーマでやっていました。

で、出演していたのが上の南雲吉則先生でした。

外科医であり、ストレスから30代では暴飲暴食をしていたそうです。


やがてそうした生活に見切りをつけ、どうやったらダイエットできるのか、

と色々試行錯誤した結果たどりついたのが、いまのやり方だそうです。


食事に関しては、朝はゴボウのお茶とグレープフルーツ(皮ごと)だけで、食事らしい食事は夕食だけでした。

それも玄米と、おからやキンピラみたいなものだけです。

医者の不養生という言葉がありますが、

科学的知見、そして自らの体験を加味して自分流のスタイルを築いて若々しさを保っているというのは素晴らしいなと思いました。


この方は、その他に、

朝夕に水のシャワーを浴びる、石鹸は使わない、日の出を拝む、運動はしない(通勤に早歩きをする)

などなど、ユニークな事を色々と実践されていました。


ここまで徹底してやると、まるで修行僧のようです(笑)。


再放送、およびこのシリーズのパート2もあるので、ご興味のある方はどうぞ!

~UNSOLVED~「アンチエイジングはどこまで可能か?」PART1
(7月11日放送分)は7月17日(火)午前2:10~<総合>(月曜深夜)再放送予定




医者でありながら(?)、ちゃんと健康に気を使っている方で有名な方は、やはり日野原先生ではないでしょうか。







100歳にして現役の医師です。

当ブログでも彼の食事内容をかつて紹介しましたが、いたって質素。

というより、こんなんでもつんかいな?

と思わせるものでした。

それで医者の仕事の他に、著作、演劇など色々な活動をバンバンこなされているので、栄養的には十分なんでしょう。


聖路加病院の理事長か何かでしたが、無報酬なので実質ボランティアだそうです。

凄まじいとしかいいようがありません。尊敬に値しますね。



さて最後に、医師で尊敬してしまうといえば、私は中村哲さんを思い浮かべます。


アフガニスタンで医療を実践する傍ら、


現地が飢餓出苦しんでいることから、医療よりまずは食糧確保だろうということで、

自らショベルカーを運転し、現地の人と何年もの歳月をかけて、用水路を築いてしまった人です。


中村哲医師をサポートする団体はペシャワール会といいますが、私は一応会員になっていて、

先日新しいDVDが完成したという通知があったので、早速購入しました↓










その根気、熱意には、ただ、ただ感服してしまいます。

支援って本当はこういうことをいうんだろうな、と心の底からつくづく思います。。。




私はだいぶ前にこの本を読んでから↓

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

収入の1割は絶対に使わない預金口座へ、収入の1%は寄付に充てるようにしてますが、

私のいくばくかのお金が、中村さんの活動、

ひいてはアフガニスタンで困っている人たちの役立っていることを思うととても満足です。


私は、中村医師やその他、素晴らしい活動をされている方々のように大きな事は出来ませんが、

身の丈に合った活動、

身の回りでみんなが楽しくなるような、調和がもたらされるような活動を少しでも実践していけたらいいなと思っています。



おしまい




~ お知らせ ~


最近私の方からフェイスブック関連のメールが届いた方があるかと思います。


私はそのような設定はしていない筈だったので調べてみました所、こちらのメールソフトからアドレスをインポートして、その人たちに勝手にメールを配信していたようです。


インポートされていたメールアドレスはすべて削除したのでこれで配信されないはずですが、また同じような事がありましたら、どうぞお知らせください。


その時はフェイスブックのIDを抹消しようと思っています。(ほとんど使ってもいないので、、)


どうもご迷惑をお掛けしました。


m(_ _)m



参考:

NHK:

探検バクモン
アンチエイジングはどこまで可能か?」PART1
http://www.nhk.or.jp/bakumon/prevtime/20120711.html


≪アマゾン≫

南雲氏の著作:

20歳若く見えるために私が実践している100の習慣


南雲氏 その他の著作



日野原氏の著作:

100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング (文春新書)


日野原重明 一〇〇歳


ペシャワール会:
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/index.html

アフガニスタン 干ばつの大地に用水路を拓く
~治水技術 7年の記録~2012年6月DVD発売!
http://www.ndn-news.co.jp/shop/pickup/Kanbatsunodaichi.html


彦兵衛のブログ:

ファーストフード・ネイションを観てみた(日野原先生の食事)
http://mshiko.blogspot.jp/2009/10/blog-post_11.html




2012年7月6日金曜日

内筋を鍛えよう!!



この所、NHKで内筋を鍛える番組が多く、とても参考になったのでここで取り上げてみます。

まずは加齢によって偏平足になることを防ぐ運動。

放置すると危険!謎のへんぺい足で骨異常に 〔2012年06月20日放送〕
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120620.html


これには、背伸び足のジャンケンが紹介されていました。

前にここでも書いたのですが、

ケニアの選手は踵をつかないで走る

というのを見てから、私はジョギング時に踵をつけないで走ることを続けているのですが、

足のジャンケンでグーチョキパーをやった翌日は、とても足裏のバネがよくなった感じがあり、

ああ、効果あるんだなぁ~と感じました。

これを片足立ちでやれば、ロコモの予防にもつながります!


また内筋を鍛えるものとして、前回のガッテンではおへそを引っ込める運動を紹介していました。


オリンピック選手直伝! 美ボディー&超健康ワザ〔2012年07月04日放送〕
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120704.html


この内筋は腰回りをぐるりと囲む感じになっているので、これを鍛えることでちょうどコルセットと同じ働きをするそうで、


腰痛や膝痛が解消されることにもつながるそうです。


またこれは体幹を鍛えることにもなるので、バランスを崩しにくく、姿勢が良くなるそうです。


これらの運動は、敢えてそのための時間を設けなくとも工夫次第で日常生活の中でいくらでも出来る運動です。

こういった小さな事を積み重ねていくことは、とても大きいです。

逆にこういう小さい事をおざなりにして置くと、後々とても大変なことになります

日常生活の中で、いかに負担をかけずに体をメンテナンスしていくかが、高齢社会にとっての鍵となってくると思います。


ついでに、トレーニング関連で私が最近気になっているアイテムがあります。

それは5本指シューズです。


私は常に靴下は5本指ソックスしか履きませんが、

最近走っていて5本指で走れたら気持ちいいだろうな~と感じるのです。


で、先日靴屋さんであったのがアディダスの商品↓


[アディダス] adidas アディピュアトレーナーM S1


です。フィット感が抜群で、これで走ってみてぇ~と思いました。

値段は安いものは6千円くらいで買えるようです。


他のメーカーとしては、

ビブラム

というメーカーがあるようです。カッチョイイですが、ちょっと高めです。。。

まずは安いのを履いてみてからにしようかなと思ってます。



おっと、ついでに靴関連で、、、

私はどちらかというとアウトドア派なので、防水機能のついたウォーキングシューズが好きなのですが、


店に行くと焦げ茶とか黒っぽいのとか、明らかに中高年をイメージした靴が多く、なんか気が滅入ってしまうのです。

で、もっとファッショナブルなやつないのかなぁ~、と思っていたのですが、

どうやらナイキからゴアテックス仕様の踵の高くないトレッキングシューズというものが各種出ているのをつい最近知りました。


ナイキ[NIKE]TAKAO LOW GTX 415078 タカオ ゴアテックス/ngtx415078


NIKE(ナイキ)アウトドア シューズ オゼ GTX メンズ 511318


しかも、普通ゴアテックス仕様だと1万を超えるのが当たり前ですが、安いものだと6千円台で買えてしまいます!


素晴らしい!


先日靴屋に5本指シューズを見に行ったときに、アウトレット商品として一足だけ、


ちょうど自分のサイズにピッタリのナイキのゴアテックスシューズ〔TAKAO LOW GTX〕が5千円台で売っていたので、

即買いしてしまいました。。。

軽くて、足にフィットして、いい感じです。


あと、ついでに5本指ソックス愛好者の方へ、、、

こちらはスーパーや衣料品店よりも、

ホームセンターの作業服売り場

(みんなわくわく)ワークマン!のような作業品専門店の方が、

カラフルで安い5本指ソックスを売っているようです。


以上、お知らせでした。

何かの参考にしてください。


おしまい





参考:


オリンピック選手直伝! 美ボディー&超健康ワザ〔2012年07月04日放送〕
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120704.html


放置すると危険!謎のへんぺい足で骨異常に 〔2012年06月20日放送〕
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120620.html



今日の健康:
2012年07月02日(月)放送
100歳まで歩ける体づくり「ご注意!しのびよるロコモ」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/07/0702.html

2012年07月03日(火)放送
100歳まで歩ける体づくり「日常生活を見直そう!」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/07/0703.html

2012年07月04日(水)放送
100歳まで歩ける体づくり「しなやか筋肉をめざせ」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/07/0704.html

2012年07月05日(木)放送
100歳まで歩ける体づくり「65歳からの食生活新常識」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/07/0705.html








2012年7月2日月曜日

オノマトペ(擬態語)


先日の試してガッテンで、
 


というのをやっていました。
 
すぅぅ、がぁぁぁー
 
といってゴルフのスイングをすると、飛距離が何割か伸びることや、
 

ぐぅぅぅー
 

と言って瓶のふた開けると、固い蓋が開いてしまうとか、なかなか面白かったです。
 

これを見ていて思い出したのが、

この前阿蘇に行った時に、祖母が前から外国人に聞きたいことがあるといって

アメリカ人のロバートさんに聞いていたことでした。


  それは、日本では特にお年寄りなどが立つ時などに、

よっこいしょ、とか、どっこいしょ

などという掛け声を発しますが、外国にもこのようなものがあるのか?

ということでした。

私が通訳して尋ねてみると、そのような掛け声は聞いたことがなく、無言で立ち上がるのだとか。


そういえば、外国の人が日本語でいつまでも難しく感じるのが擬態語なのだそうです。
 

すべすべとか、ガヤガヤ
 

とかそういった音の感覚とイメージが結びつかず、覚えるのに苦労するという話しを聞いたことがありました。
 
これは、もしかしたら日本語の脳の使い方が、外国語を使う時とは違うのかもしれません。


そして、もしかすると、このことと動作の時に掛け声を発する、発しないというのは何かしら通ずるところがあるのかもしれないなぁ、などと思いました。
  この番組で講師をされていたのは、藤野良孝氏という方だったのですが、

何か本を出してないかとアマゾンを検索してみるとありました。

面白そうだったので、さっそく図書館にリクエストを出しました。


番組内で語っていたのですが、この方がそもそもオノマトペの研究を始めようと思ったは、

大好きな巨人軍長嶋氏が野球を指導している姿にあったそうです。

バッティングの指導で、ビュッとかボワっとかいう言葉を用いて説明していたのだそうですが、

もしかしたらスポーツのできる人というのは、

動作をこのような音の感覚、リズムで理解しているのではないかと思ったのだそうです。




確かに、あいうえおという母音を発音してみただけでも、人類普遍のイメージというものがそれぞれの音にあるし、

子音を含めてそれらを発する事は心そして体の動作に大きく影響を与えるだろうという気がします。
 

藤野良孝氏の著作、とりあえず面白そうなので読んでみます。

もしかしたら、有効なのに使っていない、“魔法の言葉”のようなものがまだまだあって、

自分たちの能力を眠らせたまま、宝の持ち腐れにしているかもしれないなぁ、などと思うのです。

こういう知恵はどんどん活用したいものです。

何か、面白い発見があるといいなぁ、と思ってます。


おしまい



参考:

リズムで脳を刺激せよ!(再放送:7/3 16:05~)





アマゾン:

藤野良孝氏の著作
 


内容紹介

テレビ、雑誌で大反響!
イチロー、浅田真央、室伏広治、長嶋茂雄、Perfume~ちゃんも使ってる
!
「ホンマでっかTV」、「ためしてガッテン」「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」のオノマトペの先生"こと藤野良孝が、

一流アスリートが使っている潜在能力を発揮させる魔法の言葉「スポーツオノマトペ」を、誰でも・いつでも使えるように編集し、シチュエーション別に解説!
あなたの集中力、記憶力、説得力、表現力、コミュニケーション力が劇的アップ
!

【こんな時に「魔法の言葉」】

・大事な試験の前なのに集中できない!
・記憶力が悪い

・就活の面接で、しっかり自己アピールしたい
・とびきりの笑顔で人に接したい
・部下を上手に叱りたい/ほめたい
・好きな人に告白したい
・家事を手際よくやりたい
・卵焼きやチャーハンなど、料理の腕をUPさせたい
・ゴルフのスコアが伸びない
・運動が苦手な子供に、スキーや泳ぎを教えたい

・人見知りで、初対面ではガチガチに緊張しちゃう! ……ほか

内容(「BOOK」データベースより)

大事な試験の前なのに集中できない、会議で発言してもみんなの反応が微妙、プレゼンでガチガチに緊張そんなとき、「声」を出したら「力」が出た。集中力、記憶力、説得力、表現力が劇的に高まる、一流アスリートたちのように、ここ一番で落ち着いて、最高のパフォーマンスを発揮する方法。

 


出版社 / 著者からの内容紹介

卓球・愛ちゃんの「サー」に隠された秘密!

 なぜ、ハンマー投げ・室伏広治は「ンガーッ」と叫ぶのか? 卓球・愛ちゃんの「サー」には意味があるのか? トップアスリート(一流選手)ほど、試合中に「声」を出します。実は、スポーツ時に「声」を出すことで、よい成績が期待できるのです。こうしたスポーツシーンで用いられる「声」を『スポーツオノマトペ』と命名し、世界で初めて科学的に分析・解説しているのが本書です。 スポーツオノマトペを理解すれば、(1)一流選手の試合を観戦していて楽しくなる、(2)実際に声を出すことで自分のプレーが上達する(ダイエット効果も得られる!)、(3)こどもたちにスポーツのコツを指導しやすくなる、などの効果が得られます。柔道家・井上康生氏推薦の1!!