2012年6月15日金曜日

宮崎・阿蘇巡り ~最終回~



阿蘇の一日目は、やはり早朝のジョギングから!


走って10分くらいでいける阿蘇神社を訪れました。


肥後の一宮だけあって、つくりは立派です。









さすがに早朝は誰もいません。


阿蘇神社は昔から、神水と称される地下水がこんこん、というより、じゃばじゃばといった感じで湧いており、


その水を少し飲んでから、清々しい空気に満ちた境内を参拝しました。




その帰りの道に豆腐屋を発見しました。


豆の匠
http://www.office-web.jp/mamenotakumi/pc/contents15.html



豆の匠と自ら称しているということは相当美味いのでは、、、


と思い朝食時に聞いてみると、ふだんそこの豆腐買うから今晩はそれを出そうという事になりました。


やった!




で本日の予定は、まず阿蘇神社のことをロバートさんに話すと、是非見てみたいという事で、


まずはともに歩いて阿蘇神社へ。


彼は私とまた違う視点で神社をみるので、

こんなとこもあったのか、こんなものもあるのか、などと新しい発見がいっぱいありました。


違う視点をもった人と一緒に行動するって勉強になりますね。




さてここからおばさんの運転で阿蘇山の火口へ!











煙もくもくでも、下のエメラルド色の水がよく見えました。


係の人の説明によると、昨日は風向きが悪くここまで近寄ることが出来なかったそうな。




こちらは火口の周辺↓















火口から下のロープウェイを望む↓









火口の展望所から火口付近に群がる人たちを一望できる↓





手前のトーチカみたいなのは、緊急の避難所。


緊急時には、手前のランプが点灯するものと思われます。



こちらは、帰る途中の中腹にある草千里とよばれるところ。








ずっと平原が続いていて、馬に乗れたりします。

牛も方々で放牧されています。










阿蘇神社、火口、草千里とひと通り阿蘇観光の目玉をみた我々は、昼時になったので阿蘇の道の駅に行きました。

そこでそれぞれ好きな弁当を購入して食べました。

ロバートさんは和食系の弁当を躊躇することなく選び、箸で食べていました。

ここでも箸のレクチャーが行われたのですが、すごく上達しており、近くに座っていた中年夫婦が、

この方はどちらから?日本長いの?

などと聞いてくるので、アメリカの人で日本に来てまだ1週間位だと説明すると目をまん丸にしていました。

箸の使い方うまいね~、、、と。

でも本当に、数回教えただけでうまく使えるようになってしまうというのは、スゴイです。


彼は阿蘇のあとは、臼杵の大仏と高崎山のモンキーパーク、

佐賀の吉野ヶ里遺跡、島原半島、熊本市内で宮本武蔵由来の地など、

この先1週間くらいで訪問したい所がたくさんあったので、昨晩調べておいた昼過ぎの電車で大分に向かうことになりました。

別れ際にはちゃんとメルアドの交換しておきました!



旅を終えてから来たメールによると、その後すべての目的地を回れたとの事、ただ、ただ グレートです。

アメリカの諺に、車を走らせてからガソリンを探せ!

なるものがあるらしいのですが、まずは行動!

というその勢い、バイタリティは見習うべきものだなと感じました。


さて、ロバートさんを見送った後、

叔母と私は、地元の人たちが主催する外輪山の散策ツアーに参加しました。

 








普段ひとの入れないような所を特別に入らせて頂き、どのような植物、生き物がいるかを調査するものです。

あたりはいちめん緑、また緑です。











結局、3時間くらい歩きました。


私も生き物は色々見つけましたが、こんな山中でトノサマガエルがいたのには驚きました。

(他の人たちも私のつかまえたトノサマガエルをみてびっくり、、、)


その後、下山していくと、美しい水田の風景が、、、。










帰りは、ちょうど国造神社の付近をとおるということで、

昔、昔、自分が小学生の頃、今は亡き叔父が連れていってくれて、

ちょーー美味しかった川魚の店まだやっているか寄ってみることにしました。


国造神社のすぐ手前を左に入ると、その店はまだありました!!

阿蘇淡水魚センター
http://itp.ne.jp/shop/KN4300060600131088/


釣り堀があって、そこで釣ったものを調理してくれるのです。

あー、そうだ、こんなとこだった。

でも小さい時にはとても大きく感じたコンクリートで固めた釣り堀の池も、

すごく小さく見えました。


そこで今夜のおかずにヤマメやアユなどの焼き魚、揚げたもの、南蛮漬けを買いました。

といっても注文してから調理するまで時間がかかるので(まずは泳いでいるやつをつかまえなければならないので)

いったん家に帰って、おばさんに再度取りに行って頂きました。


(帰り道に見えた阿蘇山↓)









長い道のりをお手数をお掛けしました。

有難うございます。

m(_ _)m

この魚、いずれも一匹数百円なのですが、やはり記憶の通り、激ウマでした。

実は今回の阿蘇の旅は、ここの魚をなんとしても再び食べたい、というのが一つの大きな目的だったのです!

店がまだやっていることも確かめられ、また祖母も含めて皆で魚を美味しく食べられて良かったです。

夕方から両親も合流しての大人数での夕食となりました。

食卓には、豪華な数々の魚と共に、豆の匠の豆腐もありました。

これが味が濃厚。

豆の甘みを感じることが出来て、こちらもメチャウマでした。

さすが、匠を自称するだけのことは有ります。

イイ豆を厳選して、丹精をこめて作っているというのはあるのでしょうが、

近くでこんこん(じゃばじゃば)と湧きでる阿蘇の名水があることも美味しい豆腐ができる一つの要因だと思いました。


翌日、これまた私のわがままで「美味しい蕎麦が食べたーい」、ということで皆で波野にある蕎麦屋に行きました。

味はふつうだったかな、、、。

祖母は蕎麦のだご汁なるものを注文しました。これは蕎麦が団子のようにしてはいっているものなのですが、

麺が入っていない、としきりに探していました(笑)。


そば処 岩戸開 神楽苑
http://r.tabelog.com/kumamoto/A4302/A430201/43001013/dtlmenu/



そんな、こんなで、宮崎、阿蘇巡りは、半分グルメの旅のような感じで終わりました。


昼過ぎのフライトで熊本空港から羽田へ!






私の席は翼の後ろだったのですが、翼の先端についたハートマークが目にとまりました。








思えば、心温まる数々の出逢いに満ちたいい旅でした。。。

羽田につくと、向こうの機体には、スペードが付いてました。

(なんなんでしょうかね、コレ)





こうして宮崎、阿蘇巡りは無事終わったのであります。


めでたし、めでたし。


参考:


阿蘇淡水魚センター
http://itp.ne.jp/shop/KN4300060600131088/


豆の匠
http://www.office-web.jp/mamenotakumi/pc/contents15.html


阿蘇神社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%98%87%E7%A5%9E%E7%A4%BE


阿蘇 国造神社
http://www.yado.co.jp/kankou/kumamoto/aso/kokuzouj/index.htm





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