2012年12月31日月曜日

天河 その参 ~吉野山!?~

 
バスで再び下市口駅に戻り、
 
そこから吉野山に行ってみることにしました。
 
 
地図を見てみると分かるのですが、
 
今回訪れた天河にしろ吉野山にしろ、奈良の相当南端にあるのです。
 
京都にいた時に奈良は結構来たことがあるのですが、
 
こっちの辺境の地(?)までは訪れたことがなかったのです。
 
吉野といえば、ですが、
 
桜のないこの季節ではありましたが、
 
そんな理由で敢えて行ってみることにしたのであります。
 
 
下市口駅から近鉄に乗り、 
 
 
 
 
単線の一本道をたんたんと走っていきます。
 

 
 
右手に川が走っており、朝日が霞で煙っていました。
 


 
 
 
途中で川を横切り、、
 


 
 
 
さらに一本道を走っていきます。
 

 
 
平日の早朝に吉野に行く人もなく(笑)、
 
車内はご覧のとおり↓
 

 
 
しばらく走って、、、

 
 
吉野にとうちゃく~!
 

 
 
吉野駅↓

 
 
駅を出ると、朝日がまぶしい
 

 
 
ケーブルカー駅横の山道を登って行きました。
 


 
 
15分ほどで上に着き、さらに登っていくと門が見えてきました。

 

 
 
それをくぐって進むと、巨大な鳥居が見えてきました。
 


 
 
金峯山寺の大鳥居のようでした。
 
 
さらに進んでいくと、当の金峯山寺が見えてきました↓
 


 
 
写真ではあまり実感できませんが、めちゃくちゃ大きいです。
 
 

 
こちらは仁王門
 
山門脇を固める仁王さん達、かなり気合が入ってます。
 


 
 
山門からの眺め↓
 


 
 
境内に入っていくと、中国風の建物が、、、
 


 
 吉野朝宮址とあります。
 
 
こちらは本当に仏舎利を収めているそうです↓
 

 
 
 
その先に進むと“脳天大神”という神社があるそうで、
 

 
 
なんだそれ?ってのりで、
 
せっかくなのでこの階段を下りて行ってみました。
 
 
途中に役小角さんの像がここにも、、

 
 
先ほどの階段を延々と下っていくと、
 
ちょっと不思議な空間に出て、、、

 
 
こちらが脳天大神の本殿です。

 
 
吉野山を下ったのではないかと思われるほど階段を下りてきたのですが、
 
少し趣の変わった神社が一つあるだけでした。
 
ちょっと変わった神社ではありました。
 
なんでこんな所にポツネンとあるのか、イマイチ意味が分かりませんでした。
 
 
再び金峯山寺に戻るにはまた同じ階段を登らなくてはなりません。
 

 
 
で、再び延々と階段を上り、こちらが金峯山寺の本殿。
 

 
 
 
デカすぎて写真に納まりませんでした。
 
 
 
 
なにせ東大寺大仏殿につぐ木造大建築だそうです。
 
こちらの蔵王堂と先ほどの仁王門は、国宝に指定され、
 
世界遺産にも登録されているそうです。
 
 
こちらのお寺は、役行者が蔵王権現を感得された地で、
 
修験の総本山です。
 
 
先ほどの脳天大神というのは、その化身をお祀りしてところのようでした。
 

 
 
蔵王堂からの眺め↓


 
 
出口付近でようやく建物全体を収めることができました。
 

 
 
 
 
立派な造りです。
 
 
 
お寺を辞し、しばらく行くと左手に神社がありました。

 

 
 
 
 
吉水神社

 
 
境内に入ると、檜皮葺の建物が目に入りました。

 

 
こちらの神社には境内に神仙思想に基づく庭園が配されており、
 
 

 
 

 

 
 
ちょっと面白い神社でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
吉野神社からの眺め↓

 
 
春はこんな感じになるそうです↓
 
 
 
 
ここからさらにさらに山を上に上に登っていくと、
 

 
 
吉野水分(みくまり)神社という
 
 
 
 
これまた古めかしい、威厳のある神社がありました。
 
 
 
 

 
 


 
 
ここまで来ると、かなり高いので吉野一帯を一望できます。
 


 
 
最初に訪れた金峯山寺


 
 
地図を見ると、
 
さらにこの神社の先に金峯神社というのがあり、
 
行ってみたかったのですが、時間的に無理だと感じ諦めました。
 
 
この神社は次回(出来たら桜の時期)だな、と
 
来た道を下りつつ、もう一つの別のお寺を尋ねてみることにしました。
 


 
 
で、こちらがそのお寺 如意輪時



 
 
こちらの多宝塔は桜の季節には綺麗だろうなと思いました。
 

 
 
お土産コーナーにあったせんとくん(兄弟?)

 

 
 
 
これで一通り吉野の山を巡りました。
 
案内図で見ると近そうに見えますが、
 
実際上まで歩くとかなり距離と標高差があり、大変でした。
 
 
吉野では、柿の葉寿司葛餅が有名らしく、土産物店などでは
 
その二つの名前ばかりが目立ちました。
 
 
せっかくなのでサバとサケの寿司を一個ずつ店頭で買ってみたのですが、
 
そのお店の店員さんが、
 
「この時期にせっかく来たんだから、葛餅も食べていきなさい」
 
と紙コップいっぱいに寒天状の葛餅を入れ、それに黄粉と黒蜜をかけて持たせてくれました。。。
 
(人徳のなせるわざか、、、(笑)
いえいえ、単に人があまりにいなかっただけなんです!)
 
確かに12月に吉野の山に登る物好きなどいないようで、
 
通りは閑散としていました。
 
 
「お店も通りもお客さん一人の貸切状態だね、、」
 
とその店員さんに言われてしまいました。
 
 
そのカップに入れた葛餅を食べながら山を下りて行ったのですが、
 
ほどよい冷たさと甘さが歩き疲れた体に心地よく、
 
また来たらこの葛餅、絶対食べ歩きしよ~と思いました。
 
 
最後の締めとして、
 
山を下りたところにある吉野神宮
 
にお参りに行ってみることにしました。
 
 
 
 
 
自動車道をかなり歩いて行った先に、
 
静かに木製の大きな鳥居が佇んでいました。
 

 
 
とても厳かで静かな神社でした。
 


 
 
この神社を参拝し終わるころ、雨が降り出しました。
 

 
 
本当は昨日、本日とも雨の予報だったのですが、
 
雨に降られることなく済みました。
 
 
普段でも、もう降られても大丈夫だ、
 
と思った時にざーっと降ってくることがあったりするんですよね。
 
 
ありがたい、ありがたい (合掌)
 
 
ここから再び近鉄に乗って、大和郡山に戻りました。
 
大和郡山では、私の旧友が待っていてくれました。
 
私が欲張って、あそこもここもと、いろいろ山を巡ったのに加え、
 
ここら辺の近鉄の本数が極端に少ないことのために、
 
約束の時間を1時間も遅らせてしまいました。
 
 (それでも17時でしたが)
 
 
私の帰りの高速バスが21:50位とかなり時間的に余裕があったので
 
車でちょっと離れたインド料理の店に連れていってもらい、一緒に食事をすることにしました。
 
 
訪れた店がコチラ↓
  
シャンティ 押熊店
 
 
日本人テイストに合わせたマイルドなインドカレーでしたが、
 
ひと通り、どれも美味しかったです。
 
 
しかし久しぶりに会った彼は、8年ぶりくらいでしたが、
 
全くと言っていいほど変わってなく、若々しかったのでびっくりしました。
 
 
常に色んなことに興味を持っていて
 
心が若々しいというのもあるんでしょうが、
 
運動とか何かやってるの?
 
と聞くと、やってない、
 
ただチベット体操だけは続けてる
 
ということでした。
 
それ運動やんけ、
 
と一応関西のノリで突っ込みを入れておきましたが、
 
彼を見て、やはりチベット体操は効果があるんだなぁ~と実感しました。
 
 
私は少し前までは毎日21回をガチガチにやってましたが、
 
最近は体調に合わせて、7-12回の間でやることが多く、
 
その代わり、ほぼ毎朝夕の食事前にやることにしているのですが、
 
彼も12回位がいいとのことでした。
 
 
また彼も様々な体操、ヨーガなどを試してきた中で、
 
チベット体操が一番いいというのが現在の結論だそうでした。
 
やりきっちゃあかんねん、
 
と言っていたのが印象残りました。
 
 
つまり、やりきり感、達成感があると、
 
なかなか続かないのだとか。
 
腹八分くらいのほどよい所で止めておくのがポイントだと述べていました。
 
 
あとは、チベット体操は、自然に丹田を意識できるところがスゴイ
 
とも言ってました。
 
東洋の身体観では丹田を重視しますが、
 
チベット体操は、特に注意せずとも丹田の運動になっているのだとか。
 
うーん、それも一つの要因かもしれませんね。
 
 
私はチベット体操には三つの特徴があると思います。
 
一つは、筋トレ的要素
 
従って私は第二の足上げの運動では、足を地面につけないんだ、
 
と彼に話した所、彼も同じことをしているとの事でした(笑)。
 
筋肉を鍛えることは、成長ホルモンを分泌させることにつながります。
 
 
第二は、柔軟です。
 
上体を前後に湾曲させる運動が多く、筋肉に柔軟性を与えているような気がします。
 
最近の研究で分かった事として、
 
老化のプロセスというのは、タンパク質に糖が付着する事なのだそうですが、
 
柔軟によってその結合を外すことができることが分かったそうなんですよね。
 
 
( 彦兵衛のブログ:
 
 
チベット体操にはこの柔軟の要素もあると思います。
 
 
第三は、生命エネルギー、気、
 
チベット語でいうルンの活性化でしょう。
 
第一の回転などは、もろにそれをターゲットにしているようです。
 
また、彼が指摘するように、運動するだけで丹田が刺激されているのかもしれません。
 
 
さらに運動をしながら敢えて丹田を意識すると
 
また結果が違ってくるのかもしれませんね。
 
 
私はオーラやチャクラに関しては、
 
ヒーラーの木津龍馬さんの本がピカイチだと思っているのですが、
 
“見える”人たちにはチャクラやオーラは
 
こんな感じで見えているみたいなんですね。
 
 
 
 
 
 
しかもオーラは8層くらいになっていて、
 
それぞれが肉体の状態から心、魂の状態を反映しているのだそうです。
 
深いですなぁ~。
 
 
 
さらにチベット体操の要素としてもう一つ付け加えるなら、、、
 
第四の要素として
 
魂を向上させる宗教的要素
 
があるように思います。
 
 
これは最近私があらゆる場面で
 
ありがとう
 
をいってみることにして気づいたのですが、
 
チベット体操の一回、一回の動きとともに、
 
心の中でありがとうを唱えながらやると、
 
それは動きがそのまま即祈り
 
に変化するということに気づいたのです。
 
 
そして、もともとチベット体操は、
 
第一の儀式、第二の儀式
 
などと呼ばれていることを思い出したんです。
 
英語版を読むと、
 
rite あるいは rirual
 
という語が使われています。
 
 
すなわち、チベット体操はそもそも
 
魂を向上させるための儀式
 
なんだろうと思います。
 
 
従って、それには身口意の人間のもつ三つのレベルを総動員して、
 
厳かな気持ちで行うのが本来の正しいやり方なのかな、
 
と思うのであります。
 
 
話しがかなり脱線してしまいました。。。
 
 
しかしチベット体操は奥が深いです。
 
興味のある方は、
 
一日3回、5回ずつでもいいので実践してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
さて、彼との話はこんな話題を挟みながら、
 
あちらからこちらへと色々なテーマに移り、
 
とても楽しい有意義な時間を過ごすことができました。
 
 
やっぱ時に人とあって情報を交換させて貰うって大切だな~
 
と実感したのであります。
 
 
彼にはまた大和郡山まで送って頂き、
 
私は23:50の夜行バスで横浜に向かったのであります。
 
 
その節はたいへんお世話になりました。
 
ありがとうございます。
 
m(_ _)m 

 

 

さて、本日は大晦日です。

今年も一年、色々な事がありましたが、ブログを読んで頂き、ありがとうございました。

最低週一、出来たら週二を目指して書いていますが、

文章を書くのに結構時間がかかってしまうので、ナカナカ更新できず申し訳ありません。

書きたいことは山のようにあるのですが、優先順位をつけて書くようにしています。

また来年も、皆さんのお役にたてるような情報、楽しめるような情報を厳選し、アップしていきたいと思っています。

どうぞ、来年も宜しくお願い致します。

それでは皆さま、よいお年を!


彦兵衛



 
 
 
 
 
 
参考:
 
 
彦兵衛のブログ:
 
 
 アマゾン:
 
 
5つのチベット体操──若さの泉・決定版


オーラや食と心の状態に関してなど、とても参考になります↓



スピリチュアル・グリーン みどりの癒し





オーラ・スキャン 病気になる人、ならない人