2011年1月31日月曜日

鎌倉にいってきました



昨日は、所用で鎌倉に行ってきました。

時間があったので、鶴岡八幡宮のとなりにある県立美術館にも寄って参りました。

いまやっているのは、

彫刻家の辻晋堂というひとの作品展でした。




↑ちょっとミギーっぽいです(笑)


辻晋堂という人はまったく知りませんでしたが、そのユニークな作品の数々に、

観ていてとても楽しい気持ちにさせられました。


美術館内で写真を取る訳にも行かず、ネット上にある画像だけで紹介しますが、


こちらは時計





真ん中にホントの電波時計なんかが入ってたら面白いなぁ~と思いました。


こちらの土偶のような、ラピュタに出てくるロボット兵のようなものは、↓




寒山だそうです。

他にも似たようなオブジェが幾つかありました。


こちらが私がいいなぁ~と感じたもののひとつ




緑陰讀書 です。

力が抜けていて、楽しげに本を読んでいるようす。

なんだか足をゆらゆらとさせているようで、

観ていて思わず微笑んでしまう作品でした。


他にも面白いのが幾つもあって、

私が気に入ったものの作品名を挙げるていくと、、、



オマンマの塔

これは日本昔話にでてくるような

茶碗にごはんを超山盛りについだものの上に茶碗のふたがのせてある陶器の作品で、

観ていて、なんだこれゃ~、と笑ってしまいました。


旅から旅へ

これは笠をかぶったお坊さんが歩いているようなブロンズ像なのですが、

頭が妙に小さくて、とてもマンガチックで、心惹かれるものでした。


牡牛

これは一見、機関車のような、あるいは古代の宇宙船のような不思議なオブジェで、

力強さをみなぎらせていました。

牛がどうしてこのような彫像になるのか、とても不思議に感じました。




こちらは黒塗りのオブジェで、一見何か分かりませんが、

愛嬌が感じられました。


目と鼻の先の距離について

これも観ていて思わず笑ってしまった作品のひとつなのですが、

目から鼻の先がびよぉーーんと伸びていて、

とても間の抜けたユーモラスな表情になっている顔でした。


作者は禅僧でもあったそうで、

その自由奔放な作品の数々は、とらわれのない心の境地からあふれでるように出てきたのかなぁ~

などと想像しました。


上の幾つかの作品の写真が、こちらで見れるようです↓

http://www.shindo-tsuji.net/index.php?lang=jp&page=picture



さて作品を観終えて、美術館のパンフなどが並べて置いてあるところを見ていて目を引いたのが、

やはり同じ県立美術館の葉山分館で開催されている、




彫刻家 エル・アナツイのアフリカ






ちょっと面白そうなので、期間中に出来たら行ってみたいなぁ~と思いました。


もうひとつ、私の目を引いた、というより釘づけになってしまったのがこちら↓






最初は、ん、玉虫、、

と思ってよくよく見てみると、陶器なのです!

なんじゃこれゃーーー、こんな虹色の陶器ってあるのか!?

と驚愕してしまいました。


これは是非この目で見てみたい、、

と思ってますが、期間が2/13までなのでどうかな、、。

以下HPよりの画像↓













凄い、、、美しすぎる、、、是非見てみたいです。


さて美術館でユニークな作品を堪能した後、

鶴岡八幡宮のお参りをしてきました。

例の樹齢1000年のイチョウが折れてから初めてきたのですが、

階段横に少し不気味な感じであったイチョウがなくなって、とてもスッキリした感じになっていました。


折れた下の根元からは新芽がぐんぐんと天に向かって伸び、

折れたブットイ幹はその左隣にどでーんと置かれ、

こちらも下から根が生えだしているとのこと。


私は八幡さまの神木が折れて、結構痛々しい感じなのかと思っていたのですが、

なんだか新しい時代を予感させるような、清々しい気に満ちていました。


神界で大鉈が振るわれ、私達に新しい時代を知らしめたのでしょうか、

とても新鮮でいい感じでした。


八幡様をお参りした後は、夕食を食べに行きました。

行った先はコチラ↓

左可井
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14002946/


穴子丼をメインにした、懐石料理なのですが、

これが文句なく、めちゃうまなのであります。

穴子というと、泥臭いのかなぁ~というイメージがありますが、

これが全然、しかも一口食べてみると、

うむむむ、勝負しとりますねぇ~

と思わずうなってしまう味なのであります。


メニューにあるお酒は、

鎌倉の地ビールである、鎌倉ビール 月

日本酒としては石川の宗玄(原酒がオススメ!)

など最高のものばかり。


絶品料理に最高の酒をちょびちょびやって、とても贅沢な時を過ごすことが出来ます。

しかも、この料理のレベルの高さであるにもかかわらず、

お値段がとてもリーズナブル!!(セットで1500円前後!アリエン、、)

鎌倉の隠れた名店であることは間違いなしです。

私はまだ二回目ですが、また鎌倉に来た時には是非寄りたいですね。

自分の気の合った人たちと、優雅にゆったりとした時間を過ごしたいときにオススメです。

ただし夜は要予約で、閉店は2000頃なので注意が必要です。


昨日の鎌倉は、珍しく小雪の舞う寒々しい天気でしたが、

色々と楽しめて、とても充実した一日でありました。


おしまい




参考:

神奈川県立近代美術館
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2010/tsujishindo/index.html#detail

辻晋堂の主な作品 (画像あり)
http://www.shindo-tsuji.net/index.php?lang=jp&page=picture

横浜そごう美術館
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/

鶴岡八幡宮
http://www.hachimangu.or.jp/index2.html

左可井
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14002946/


鎌倉ビール(どれを飲んでも美味しい、ちょっと高いけどね、、、)
http://www.kamakura-beer.co.jp/




日本酒宗玄
http://www.okunotoseishu.com/html/shuzou/sougen_01.html




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