2008年7月24日木曜日

アーモンドとエドガー・ケイシー

毎日アーモンドを二粒から三粒食べている人は、癌を恐れる必要はない。週一度ピーナツ油のマッサージを受けている人は、関節炎を恐れる必要がない。(1158-31)

もし毎日一個のアーモンドを食べつづけるならば、決して身体のどこにも腫瘍やそのたぐいのものを築きあげない。日に一個のアーモンドは、りんごよりももっとはるかに医者知らずにする。特にある科の医者には用事がなくなる。 (3180-3)


これはエドガー・ケイシーという人が催眠中に語ったリーディングと呼ばれるアドバイスです。エドガー・ケイシーの食事療法を実践している人にとって、毎日の食事に二、三粒のアーモンドを食べることはあまりに有名であり、かつとても実行しやすい健康法です。
(おいしくてつい食べ過ぎてしまうのも問題ですが、、)
アーモンドを食べることに関しては、他に

一日二個のアーモンドを食べつづけるならば、決して皮膚にしみができない、、、

など、ケイシーのリーディングによるとアーモンドには細胞が腫瘍などに変質するのを防ぐ効果があるものと思われます。しかしつい最近まで私自身も誤解していたのですが、ここでいわれているアーモンドは生のアーモンドであり、一般にナッツとして市販されているローストされたアーモンドのことではないのです。

そうだったんだ、と思い「生アーモンド」をネットで探してみると、楽天などでとても安く売っている店があるものですね。でもさすがに「有機の生アーモンド」となると、それなりに高いみたいです。

前回の写真のようにアーモンド自体は、実の中のそのまた種の中身(仁)にあたるのであまり有機にこだわる必要もないかとも思いますが、環境のこと、前回のミツバチさんたちのことなども考えるとやっぱ有機かなぁ、などと思ってしまいます。


つい買い物というとどこの店で売ってるかなと家の近所に思いを巡らせがちですが、このネットの時代、全国区の一番安い店で買物ができるので送料も考慮しつつ、ネットショップを選択枝に入れて考えるというのは賢い消費者になる条件かと思います。

特に電化製品などは、近所の安いといわれる家電量販店よりさらに安く買えるので、私は近所のお店でまず品物を見て、ネットショップで買うようにしてます。


さて話がすこし横にずれましたが、ケイシーのリーディングとして語られた健康観を眺めてみると、とても理にかなっていると思わされるところが多く、現代の医学もようやくケイシーのレベルに近づいてきたのかと思える点を少なからず感じます。

ケイシーの健康観をひとことで述べるとするなら、以下のリーディングに集約されているといえるでしょう。


私達が考えたこと、私達が食べたもの、それらが合わさって今の私達を作っている。肉体的にも精神的にも。(288-3)


私たちの普段の思い、普段の食事が私たちを作っているということは、逆にいうと病の多くはこれら心と食事の間違った習慣によってつくられるということになります。

ちょうど事故や災害などがいくつかの要因が重なることによって初めて生じるように、病というのもいくつかの柱となる要因に支えられて初めて顕現するものだと思います。

だからある意味病は、家を建てるのと同じで私たち自身が造りあげているのでしょう。なぜなら身体自体には何重かの防御機能がもともと備わっているからです。それを敢えて突破させて病を顕現させているのだから、身体にとってすごく不自然なことをいくつもやらないと病としてはそうそう現れてこないと思います。

ということは、病というのは私たちの生き方が
自然なあり方からすこしずれてますよ、というメッセージなのかもしれません。


最近になってようやく統合医学、ホリスティック医学と呼ばれる心身の関連も含めた人間全体を見る医学が提唱されるようになってきましたが、ケイシーはこれらのことを第二次世界大戦前に述べているのですから驚きです。

他に、心のあり方と健康に関しては以下のようなリーディングもあります。


実のところ、この実体の態度が身体の状態に影響を及ぼしている。周囲の人を嫌わなければ、胃や肝臓を痛めることはない。ねたまず、他の人の怒りを許す人は消化器の具合を悪くしないし、心臓の変調をおこさない。 (4021-1)

誰しも、胃や肝臓を患わずに隣人を嫌うことはできません。消化力をめちゃめちゃにし、心臓を不調にせずに隣人に嫉妬したり怒りの矢を向けたりすることはできません。 (4021-1)

心は建築家である。つまり「考えるが如くに人は在り」と言われるごとく、その心、その身体、その魂は同類を求めて広がってゆく。(564-1)

人生に対する正しい考え方が健全に保たれていれば、食事と運動によってほとんどの病気は鎮静され、克服される。 (288-38)

建設的な考え方を持つように心がけなさい。憎悪を抱いたり自分を嘆いたりしてはなりません。他の人たちは違っていて当然なのですし、万事それで良いのです。あなたはあなた自身の持てるものを楽しみなさい。自分がどんな立場にあろうとも、創造主の力を賛えなさい。 (578-13)


おそらく健康でいることはそんなに難しいことではないと思います。
なぜなら体自体が健康であるようにもともと設計されていると思われるからです。
だからケイシーの述べるように思いと食の習慣、
もうすこし広げて考えるならそれらにおける流れ、心なら普段の思い、休息、祈りや瞑想、食事なら食べる物、食べ方、消化(運動)、排泄までを視野に入れて考えればだいたいいいのではないかと思います。

おおざっぱにいうと私たちは自然にあったことを心がけていればいいと思うのです。
しかしその何が「自然なこと」なのかという本来もっていただろう感覚がもうだいぶ壊れてしまっているのだと思います。
そういう意味でケイシーの残した言葉は、私たちに「自然である」ための良きヒントを与えてくれているのだと思います。


参考:
エドガー・ケイシーの人生を変える健康法
福田高規 たま出版 1993

賢者たちのメッセージ:エドガー・ケイシーに学んだこと
光田秀 編 PHP 2006

眠れる予言者エドガー・ケイシー 新版―あなたの魂をみがくスピリチュアル・メッセージ
光田 秀 総合法令出版 2007

≪アーモンドのお店≫
上野 アメ横 小島屋(生アーモンド)http://www.rakuten.co.jp/kojima-ya/259245/259247/
スローフードキッチン(有機生アーモンド)http://www.rakuten.co.jp/slow-foods/820653/

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